地謡座VS見所@(2001.4.5 伊勢神宮)

 

 今年の「巻絹」には、3人の会員が地謡につきました。

 地謡についた3人の会員の心の声と、見所で見ていた3人の会員の会話を

 ここに再現します。(一部、想像が含まれています。)

 

地謡座にて

見所にて

(地謡が入場し、能が始まる)

nobuyuki:今日は、暖かくなったから、

      足のしびれより、途中の睡魔

      の方が心配だ。

hitoshi:最初の謡まで時間があるか

     ら、それまでに足がしびれてし

     まいそう。

kenichi:大好きな謡を舞台上で、思い

     切り楽しみたいもんだ。

rieko:kenichiが、足がしびれることを

   心配していたけど、1時間も正座す

   るんだから、当然足もしびれるわ

   よね。

harue:kenichiは、はじめての地謡だ

    から、特に心配なんじゃない?

junko:以前、舞台上で立ち上がれず

    に転んだ人を見たことがあるけ

    ど、…。

rieko:まっ、見所で見てる分には、誰

    が転ぼうが関係ないから。誰か

    転んだら、その瞬間を写真に取

    っておかなくっちゃ。

(神楽となり、能も終盤に)

hitoshi:だんだん足先の感覚がなくな

     ってきた。立ち上がることがで

     きるだろうか。

kenichi:足のしびれより、何だか気持

     ち悪くなってきた。

nobuyuki:左右に体重を移動するの

      も、あまり頻繁にやると目立

      つだろうか。

hitoshi:4年前の時より、足がしびれる

     のは、体重が増えたからだろう

     か。

      あっ、シテがこちらへ向かって

     来る。足がしびれてるのを悟ら

     れないように涼しい顔をしなくっ

     ちゃ。    

nobuyuki:とにかく無事に楽屋にたど

      り着くことが肝心、肝心。

kenichi:あー、もういつになったら、終

     わるんだ。 

     何で、こんなにゆっくり舞ってる

     んだろう。ささっと舞って、早く

     終わってくれ〜!     

rieko:kenichiは、足がしびれて立て

    ないんじゃないの。

harue:hitioshiだって、体重があるか

    ら、結構しびれていると思う。

junko:nobuyukiも、ごそごそしてい

    るから、きっとしびれているに違

    いない。

rieko:kennichiが立てずに転ぶと思

    う。さあ、カメラ、カメラっと。

junko:他の人だって、立てない人がい

    るかもしれない。

harue:みんな、大分、しびれているみ

    たい。

 

(ついに能が終わり、地謡退場の場面)

nobuyuki:あー、やっと終わった。

       (と、無事に退場)

hitoshi:足がしびれて、感覚がない!

     どうしよう! あー、やっと少し

     感覚が戻ってきた。立てた! 

     良かった。

     (と、少しふらついたものの、何

     とか退場)

kenichi:うーん、ゆっくりでもいいか

     ら、転ばないようにしなくっち

     ゃ。よいしょっと。何とか立て

     た。少しふらつくけど、何とか歩

     けるぞ。

     (と、若干、遅れたものの、無事

     に退場)

junko:いよいよ、地謡の退場! 

    員、ちゃんと立って帰れるかな。

harue:あっ。hitoshiが少しふらつい

    た!

rieko:kenichiが、なかなか立たた

    い!立てないんだろうか。もう前

    の方は退場しちゃったのに。

    あっ、立った、立った。何とか歩

    いている。退場した。

    残〜念。面白くない。

junko:全員、何とか無事に退場できた

    じゃない。

harue:今日の能は、1時間と短かった

    らね。    

rieko:今度はもう少し長いのが、見て

    みたい。

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